豊島区大塚のインプラント・矯正・審美歯科・歯周病専門医の仙田歯科医院、院長仙田です。
取り外せる矯正装置として紹介させていただいた患者様の咬合誘導治療が終了し現在はマルチブラケットによる治療を行っており経過良好です。
初診時咬合面観 現在の咬合面観
初診時側方面観 現在の側方面観
咬合誘導時正面観 咬合誘導時側方面観
下の顎が後方に位置し、臼歯の萌出が不十分で前歯の噛み合わせが深くなってしまっている「過蓋咬合」と呼ばれる状態の小児に対して、咬合斜面板を用いて咬合誘導しました。
咬合斜面板を用いると、前歯部に設計された斜面に下顎が誘導されながら近心移動し、臼歯部の挺出によりで咬合が挙上されます。乳歯と永久歯の混在した混合歯列期は顎の関節が未完成であり、斜面板のような装置を用いる事で柔軟に顎位が修正出来、歯列の発育を促す事で理想的な歯列、噛み合せに誘導出来ます。混合歯列期の咬合誘導、咬合育成は永久歯列完成後の重大な歯列不正を未然に防げる有効な方法です。
その後に通法に従いマルチブラケットによる矯正治療を継続して行っております。
がんばって装置を使ってくれたS君、今は磨きにくいのに一生懸命歯磨きしてくれてありがとう!経過良好なので、一緒にがんばっていきましょう(^^)
Good day & Peace!
センちゃん日記
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矯正治療経過良好です(^^)
投稿日:2012年7月24日 カテゴリー:非抜歯症例, 咬合誘導, 歯列矯正治療