[2008.04.26] 
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ピンクポーセレン

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新着情報:カテゴリー「症例vol.4」

2008年04月26日:ピンクポーセレン

Kさんの左上インプラント上に被せ物が入りました。
術前             術後
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歯周病で歯を失った経緯があるため、歯槽骨がかなり吸収しておりました。
インプラント上に補綴物を被せるにあたり、歯槽骨が吸収していたぶん長い歯になってしまいます。それをさけるために、歯頚部付近をピンクポーセレンで築盛し疑似歯肉を作り歯頚線をそろえたため自然で審美的な仕上がりとなりました。
Kさんにも満足していただけました。
精巧なカスタムアバットメント 美しいセラミクスクラウン
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カスタムアバットメント装着  セラミクスクラウン仮着
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カスタムアバットメント装着  セラミクスクラウン仮着
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長期間に及ぶKさんの、歯周治療、矯正治療、インプラント治療、補綴治療も終了しました。
これからは、いい状態を維持して頂くため定期検診をしてゆくこととなります。
気持ちいいクリーニング主体ですから、気軽に、気長に通って下さいね!


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2008年04月21日:抜歯即時埋入+ソケットリフト

右上第2大臼歯を抜歯しソケットリフトでインプラントを即時埋入した患者さんです。
抜歯即時インプラント埋入の利点は以下に挙げられます
1.外科手術の回数の減少
2.治癒期間の短縮
3.既存骨を最適な形で利用できる
利点があれば欠点もあります
1.骨形態によっては埋入と固定が困難となる
2.薄い組織では適切な結果が得にくい
3.歯肉弁の封鎖が困難となる場合が有る
4.追加手術が必要な場合が有る
5.テクニックセンシティブ
この欠点を補うのが林揚春先生が確立された術式です。
初期固定はあくまで必要としない、歯肉弁は封鎖する必要性がない、追加手術は概ね必要としない、という画期的な、かつ患者さんにとって優しい術式です。
(他のインプラントと補綴物は他院にて治療なさったものです)
保存不可能な残根    抜歯直後    埋入一週間後!
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抜歯後肉芽組織を丁寧に除去し、中核の骨を利用して固定を得ながらφ5.0mm、長さ10mmのインプラントを埋入しました。
骨とインプラント体のスペースにはテトラサイクリンと混合したβーTCPを充填し、コラーゲン膜で上部を被い、単純縫合を血餅保持のために行います。
歯肉弁をあえて封鎖しないため、腫れ、疼痛がおこりません。
インプラント自体がHA(ハイドロキシアパタイト)コーティングインプラントであり、骨伝導能を持っているため、確実な骨接合が得られます。
今回は上顎洞までの骨の距離が8mm程度だったため、オステオトームを用いてソケットリフト法で埋入しました。
術後一週めの写真で、ほぼ歯肉弁は封鎖し、残った空隙から黄色の抗生剤の混ざったβーTCPが少し顔を覗かせているのがわかります。
治癒促進、殺菌の目的でCO2レーザを照射しました。
術前              埋入直後
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術後一週目で腫れ、痛みは有りませんでした。手術当日一回だけ鎮痛剤を服用されたのみとの事でした。
今後はレントゲン写真とPTVを指標に骨接合を確認し、補綴処置に移行します。
抜歯即時埋入法は患者さんにとって、手術期間を短縮でき、なにより痛み腫れを回避できるとても素晴らしい術式です。

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2008年04月15日:入れ歯からインプラントへ (2)

入れ歯が合わずにインプラント治療を希望されたMさんの治療が終わりました。
カスタムアバットメント    美しいセラミクスクラウン
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術前レントゲン写真      術後レントゲン写真
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術前             二次オペ後
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カスタムアバットメント装着  セラミクスクラウン装着
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Mさんは、義歯が合わずに使用できなかったそうです。
欠損があっても欠損数が少ないと咬む事は出来るため、かえって義歯が煩わしいことがあります。
今回Mさんはインプラントを選択されました。13mmの十分な長さのインプラントに支えられたセラミクスクラウンによって欠損は回復され、審美的機能的にも満足して頂く事が出来ました。
単独歯のインプラント治療で、治療の流れが分かりやすかったので、Mさんに協力して頂き詳しく治療のステップを説明させて頂きました。Mさんありがとうございました。


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2008年04月07日:GBRとソケットリフト

1月にブレードタイプインプラントを除去した患者さんです。
撤去したバイオセラム バイオメンド(吸収性GTRメンブレン)
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撤去後骨補填材を入れソケットプリザベーションを行いましたが頬側の薄い骨は吸収されるため、インプラントを撤去した大きな空洞が完全に骨で充たされる訳ではありません。
そこで今回はGBR法(骨再生療法)を併用してインプラント手術を行いました。
術前X線写真         埋入後X線写真
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○向かって左の犬歯相当部位に10mmのインプラントを通法に従い埋入しました。
○真ん中の第1小臼歯相当部位にGBRを併用して8mmの物を埋入しました。
β-TCPと吸収性膜のバイオメンドを用いて行いました。
○向かって右の第2小臼歯相当部位にソケットリフトを用いて8mmの物を埋入しました。
骨の高さが3mm程度だったので、シュナイダー膜を傷つけないようにβ-TCPを併用してオステオトームで5mm程挙上しました。
術前             埋入後
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中央のインプラント周囲に2壁性の骨欠損があります。
β-TCPの充填         バイオメンドの設置
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大きな骨欠損だったのでβ-TCPの量も多く必要でした。(Thank you for Dr. J)
縫合後CO2レーザー照射後     CO2レーザー
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CO2(炭酸ガスレーザー)レーザーは埋入時周囲の殺菌消毒、還流作用促進等による消炎促進、毛細血管新生促進、歯周組織再生促進、上皮の伸展を遅延し結合組織性付着促進、骨再生促進の等 、、、とにかく治りを良くしてくれるそうです!
約1時間半に及ぶ手術、Iさん本当にお疲れさまでした。
数ヶ月の間は仮の歯でお食事して頂き、その後は最終的な被せものをお入れできる予定ですので、もうしばらくお待ちください!


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2008年04月03日:歯の破折からインプラントへ

先日左下臼歯部にインプラントを埋入した患者さんです。
ブリッジの土台になっていた第1大臼歯が折れてしまい抜歯に至りました。
患者さんの都合で抜歯後5ヶ月程待った後埋入となりました。
術前             埋入後
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抜歯した後の骨の状態を確認する目的と歯槽堤の幅が狭かったためフラップを行いました。
2週経過後          仮の歯が入った状態
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カバースクリューが一部露出していますが、炎症は有りません。
術前レントゲン写真      術後レントゲン写真
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抜歯後5ヶ月程経過していましたが、骨が比較的軟らかい状態でした。
そのためインプラントに負荷はかけず、手前の歯と奥歯を支えにした仮の歯が入っていますが、現在問題なく咬めるとの事です。 
右奥歯はロングスパンブリッジが入っていたため歯がだめになってしまい抜歯に至りました。抜歯後2本のインプラントを埋入しセラミクスの歯が入り現在も良好に経過しています。
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お口の中は不思議な物で、左右対称的にダメージを受け、似たような状態で欠損となり歯がだめになっている事があります。
片方がだめになってしまいインプラント処置を行った場合、問題が解決し非常に咬めるようになるため、多くの患者さんはもう一方も(ブリッジや歯周病等でよく噛めず事がだましだまし使っているような場合が多いです)是非インプラントでとなる傾向にあります。
Mさんも二ヶ月後には左右の奥歯でしっかり咬めるようになる予定ですので、楽しみにお待ちください!

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2008年03月24日:インプラント経過良好

現在左上臼歯部にインプラント治療を行っている患者さんです。
まだ左側臼歯の噛み合わせが出来ていないので、主に右噛みの状態ですが右下インプラントは経過良好です。
とても良く咬めると、経過良好な右下インプラント
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患者様の都合で左側インプラント治療までの間隔が少し空いてしまいました。
このままでもいいかな〜と患者さんは少し思ったそうですが、やはり左もしっかりとした噛み合わせがないと右側臼歯や前歯に負担をかけます。(そんな時期に右上のインプラントと噛み合っている被せ物が外れてしまい、それを機に左上インプラント治療を再開しました。)
左上臼歯部インプラントは土曜が二次手術でした。
少し麻酔を行いパンチアウト  ヒーリングアバットメント装着
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二次手術と言っても先日ご説明した様にとても楽な処置ですので心配ご無用です。
処置に要した時間は約15分程度です。
次回精密な型取りを行う予定なのでそのために必要な簡単な型取りを行ったりしてトータル30分程で終わりました。
PTVは手前が−5奥が−3と良好で既に強固なオッセオインテグレーション(バイオインテグレーション)が得られておりました。
 もう少しで右奥歯と同様に左側でもしっかりと咬んで頂けるようになりますので、
楽しみにお待ちください、Kさん!

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2008年03月21日:歯を守るためのインプラント

インプラントを行う事によって、周囲の歯を守る事にもなります。
前歯には前歯の、奥歯には奥歯のそれぞれの機能があります。
奥歯はすりつぶす、噛み合わせの保持といった役割。
前歯は噛み切る、滑走する事により奥歯を離開させ守るといった役割。
どちらが無くなっても一方に負担をかけます。
一般的には奥歯の噛み合わせが無くなると前噛みになり前歯が出て来てしまいます。
フレアーアウトと言われる現象です。
徐々に前歯が出て来てしまった患者さんです。
下の歯は矯正治療を行い、出てしまった前歯を戻しました。
上の歯は出て来た下に合わせて被せたそうで、被せ物を仮の歯で調整し徐々に内側に入れました。
矯正治療開始時
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上下の前歯の噛み合わせが良くなった所で左下の欠損部位にインプラントを行い、
噛み合わせる箇所を増やし噛み合わせを確立しました。
インプラント埋入前レントゲン  埋入後レントゲン
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先日メインテナンスにおこしになった際も良好に経過しております。
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現在は上の前歯の補綴も終了し動的矯正治療後の保定をリテーナーで行っております。
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インプラントを行い欠損部を補綴する事によって、残っている大切な天然歯を保護し、寿命を延ばす事につながります。
「少し位い歯が無くたって咬めるからブリッジや義歯はいやだ」という理由で欠損を放置されているかた。
インプラントによって悩みを解決できるかもしれませんので気軽に相談してみて下さい!

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2008年03月11日:インプラント二次手術

インプラントは、通常フィクスチャーと呼ばれる人工歯根部とアバットメントと呼ばれる土台、心棒からなります。この上に被せ物を被せます。
インプラントの分類を大まかに述べます。
1)構造的分類
フィクスチャートアバットメントが一体型のワンピースインプラントと、別々に分かれたツーピースインプラントに分類されます。
2)術式による分類
術式的には骨に埋入して歯肉を閉じ骨接合後二次手術を行いアバットメントを付ける二回法と、埋入時にインプラントのアバットメントをあらかじめ歯肉から出しておく一回法に分類されます。
当医院では構造的にはツーピース、術式的には主に二回法を行っております。
ハイドロキシアパタイトコーティッド(HA)インプラントを用いておりますので、早期に確実な骨接合が得られます。HAが細菌感染するリスクを軽減するため、フラップレスや抜歯即時埋入等を除いて、二回法を行っております。
二回も手術するのは嫌だ!という声が聞こえて来そうですが、安心して下さい。
二次手術は5分、10分で終わる楽な事が多いです。
先月埋入したMさんの二次手術を行いました。
術前            埋入後レントゲン写真
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パンチアウト後       ヒーリングアバットメント装着
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少し麻酔し、小さな穴をパンチで開けて、歯肉形態を整える心棒を付けるだけです。
以上で終わりです。心配はございません。
出血も、痛みも、腫れもほとんど有りません。
歯肉が周囲に少なく粘膜に接する症例では歯肉を増やす場合も有りますが、必要としない事が多いです。
ペリオテストによるPTVは骨もしっかりしていた為、術後4週で-5と良好な数値を示しました。
この後数週間後に型取りをして最終的な被せ物が入ります。
3月5日は啓蟄でしたね。けいちつは大地が暖まり冬眠をしていた虫が穴から出てくるころ、
という意味だそうですが、インプラントがしっかり骨とくっついてこれから咬むぞ!と頭を出す、歯がはえてくるといったイメージでとらえて下さい。二次手術はそんな処置です。

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2008年03月03日:インプラントのフラップレス埋入

先日の土曜日に上顎臼歯に3本のインプラント手術をさせていただきました。
Yさんは幾度もインプラント手術を経験されており、お口の中で複数のインプラントが機能しております。
今回当医院でインプラント手術を行いましたが、初めての事が有ったそうです。
今回の手術は、インプラント埋入手術時に切開・剥離を伴わないフラップレス手術を行いました。約45分程の手術時間でした。
歯肉を切開せずに手術を受けたのが初めての経験だったそうです。
歯肉を切る・剥がす・縫うという事を行わないため、腫れ、痛みという患者さんの苦痛が最小限に抑えられるメリットがあります。
術前レントゲン診査     埋入直後
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ステントを用いたレントゲン診査と咬合診査
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上顎洞は中隔と呼ばれる隔壁によっていくつかの部屋に分けられている事があります。
Yさんの上顎洞も丁度真ん中のインプラントの所に柱がたっているように中隔があります。
この箇所は上顎洞底の挙上は難しいので、短い8mmのインプラントを埋入しました。
手前の第2小臼歯相当部のインプラントは、骨が柔らかかったのでオステオトームでコンデンスし10mmのインプラントを埋入しました。
一番奥のインプラントは骨の高さが約5mmしかなかったためソケットリフトを行いました。
骨補填材(β-TCP)を填入し約5mm挙上して10mmのインプラントを埋入しました。
インプラントの安定と止血もかね径の太いヒーリングキャップ用いたため、術後ほとんど出血がありませんでした。中央のインプラントのヒーリングキャプのゆるみが確認されたので、レントゲン撮影後に再度絞め直しました。
当院ではなるべく患者さんに負担がかからない処置をめざしておりますので、インプラント処置時に可能な症例ではフラップレス埋入を行っております。
約2ヶ月後には被せ物が入り、左側でも快適にお食事して頂けると思いますので楽しみに待っていて下さい、Yさん!

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2008年02月26日:インプラントへのマグネットの応用

他院にてお入れになった上顎ブリッジの土台となる歯がだめになってしまい、全ての歯が抜歯に至った患者さんです。
現在数回に分けて、インプラントによる治療を行っております。
先日前歯部インプラントのPTV(骨接合の指標となります)が-2と安定しました。
そこで、現在仮の入れ歯を入れて頂いていますが、義歯の安定と義歯を小さくし最終形に近づけていく目的で磁性アタッチメントを装着しました。
マグネットキーパー装着時  マグネットを装着した義歯
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インプラント専用設計の、キャップ式磁性アタッチメント(MACS:Magnetic Attachment of a Cap Shape)、通称 マックスシステムを使用しています。
インプラントへのマグネット応用の利点は、
「インプラントの保護(優しさ)」
「義歯のバリアフリー化(使いやすさ)」
「審美補綴(美しさ)」
が挙げられ、さらに、
バーアタッチメントのように連結する必要がないため植立位置に制限がない、
また天然歯との併用も容易におこなうことができる、
機械的維持力を用いたボールアタッチメントなどと比較しても/長期使用に伴う維持力の低下がない/側方有害力への緩衝/着脱にともなうインプラントへの負荷がない、
など様々な利点が有ります。
現在インプラントを部位ごとに埋入している段階で、最終的には違和感が少なく十分なリップサポートの獲得できるオーバーデンチャーか、ボーンアンカードブリッジをお入れする予定です。
 先日は左上臼歯部にソケットリフト法を用いて2本のインプラントを埋入しました。
上顎洞底を挙上し埋入    使用したβーTCP(骨補填材)
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以前上顎には連結されたブリッジが入っており、歯周病と咬合性外傷によって骨が大きなダメージを受けて吸収していました。
骨吸収が著しく十分な長さのインプラント埋入は不可能です。
ボーンアンカードブリッジではリップサポート(唇やほっぺたの膨らみ具合)の獲得が不十分になる可能性もあります。
義歯のバリアフリー化(使いやすさ)や、将来の清掃性も考慮すると、インプラントへのマグネットを応用したオーバーデンチャーも有効と思われます。
治療過程においてもマグネットは義歯の安定が得られるため大変便利な装置です。
右上臼歯部へのインプラント埋入を行った後、インプラントの状態、義歯の安定性や患者様の使い勝手等を考慮して最終的な補綴物を作製して行く計画です。
6年程前にMACS研究会に入会し、積極的にインプラントへのマグネットの応用を行っております。
MACS研究会

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