[2007.12.12] 
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ソケットリフト後の補綴処置

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新着情報:カテゴリー「症例vol.2」

2007年12月12日:ソケットリフト後の補綴処置

10月中旬にソケットリフト法でインプラントを埋入した患者さんです。
PTVの安定が得られたため術後8週目に被せ物が入りました。
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下の歯にお入れしたセラミクスクラウンの歯冠長が短かかったことから、セラミクスへのダメージが少ないように上の被せ物の噛む面はPGAの金合金を用い、審美性を考慮して見える箇所はセラミクスとしました。
機能性、審美性両面において患者さんの満足を得られました。
臼歯部において、最後方に位置する大臼歯などの力が著しく加わる箇所や、繊細な咬合関係を与えたい場合、噛む面は一部金属の方が適している場合も有ります。
下の歯はお口を少し開くと噛む面が見えてしまいますが、上の歯の噛む面は相当大きな口を開けない限り見えないため、貴金属を用いて噛む面を作らせていただく事も有ります。
今回は壊れてしまったブリッジの再治療の際にインプラントを埋入させていただき、ブリッジのようにたわむ事も無くなり、連結せず全て単独で被せさせていただいた為、補綴物の破損は防げることでしょう。

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2007年11月27日:抜歯窩インプラントへの補綴処置

以前割れた歯根を抜歯し、抜歯窩が大きかったため直径の太いインプラントを埋入後、経過観察していた患者さんです。
埋入9週経過時点のレントゲン 仮の歯を入れた状態
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PTVが安定し、インプラント上の心棒を最終的な物に交換し、仮の歯を審美的、機能的に最終形に近づけるように煮詰めて行きます。
型取りする直前の仮歯の状態 最終補綴物が入った状態
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セラミクスクラウンを用いる事によって、歯肉と調和した自然な審美性と、機能性両面の回復が出来ました。
今後は定期検診と予防処置を受けていただき、良好な状態を維持していただく予定です。

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2007年11月26日:右下臼歯部インプラント

先日右下臼歯欠損部位にインプラント手術を行った患者さんです。
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右下臼歯において第2小臼歯、第1第2第臼歯が欠損しています。
入れ歯をお入れになっていたので歯槽骨の吸収が頰舌的に進行し、
特に第1大臼歯部位の吸収が幅と高さにおいて著名でインプラント埋入は不可能でした。
そこで第2小臼歯と大2大臼歯部に2本埋入を行いブリッジタイプの被せ物をお入れする計画を立てました。
二次手術時には、付着歯肉幅が少ないため、付着歯肉を増やす為の処置を同時に施す予定です。
その後、ペリオテストでオッセオインテグレーションを確認しながら補綴処置に移行する予定です。

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2007年11月24日:サージカルステント etc

以前インプラント治療におけるサージカルステントをご紹介しました。
最新の物はCT撮影して作製する物で出来上がって来たステント通りに埋入すれば理想の位置に埋入できその日のうちに仮の歯が入る物も有ります。将来的には導入出来たらなーと思います。
以前は顎の骨の厚みを測る為に様々な工夫をしました。従来のレントゲンは撮影した部位によって拡大されるため、ステントに鉄球や鉄の棒を入れて撮影し、拡大率を計算し、骨の厚みを計算で出していました。
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そして骨の厚みを計測した後、鉄球などを取り外して骨に穴を開けるドリルのガイドとしていました。
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現在使用しているデジタルレントゲンは拡大されず、等倍で撮影が可能です。
撮影したい箇所を単純に計測すれば骨の高さ(厚み)がわかります。便利になりました。
骨の幅は、ボーンキャリパス等を使って計測できます。
難症例は大学病院でCT撮影を行ってもらう事も有ります。
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インプラントフィクスチャーの埋入位置によって審美性と機能性が左右されるので、
アナログとデジタルとを駆使して可及的に埋入位置を最適な位置へと近づけていきます。

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2007年11月13日:左下臼歯部インプラント

左下臼歯部の咬合を失ってしまった患者さんです。
大臼歯部は義歯が合わずに欠損したまま放置していたそうです。
そのため小臼歯部に負担がかかり、被せ物が外れてしまいました。
噛み合わせる箇所が無くなってしまったため来院されました。
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小臼歯部は根管治療を行いメタルコアにて支台築造し仮の歯をお入れしました。
大臼歯部はレントゲン診査と、麻酔下でボーンマッピングを行い、サージカルステントを作製して、理想的な位置に2本のインプラントを埋入しました。
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サージカルステントは、模型上で理想的な噛み合わせを作りその理想的な歯の位置にインプラントを埋入する為の指標となるため、インプラント治療において欠かせない装置です。
オッセオインテグレーションを観察しながら補綴処置に移行します。
遊離端欠損といって、後方の臼歯が欠損している場合従来入れ歯による処置しかありませんでした。
義歯は咀嚼効率も低く異物感も大きいため、使わなくなってしまう事が多いのが現状です。
放置すると咬合崩壊につながります。
義歯が合わなくてお困りの方、お気軽にご相談ください。

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2007年11月09日:カンチレバー→インプラント

カンチレバーのブリッジが壊れてしまった患者さんです。
セラミクスがチッピングし金属がむき出しになっていました。
セラミクスの裏打ちとして強固なメタルフレームがが有りますが、微妙にたわむ為割れる事が有ります。
また、咬合力が強く、咬合高径も低くセラミクスの厚みが十分とれなかった事も原因かと思われます。
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そこでブリッジを再製する代わりに欠損部にインプラントを埋入し、壊れたセラミクスは個々に単独で被せ直す事にしました。
PTV-5と良好な数値を示したため、仮の歯を最終補綴物に昨日置き換えました。
手前の2本はセラミクスクラウン、インプラント上の補綴物は歯冠長がとれない事と咬合力が強くかかるためPGAクラウンとしました。
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延長ブリッジ(カンチレバー)の部分をインプラントが強固に支え、ブリッジではなく単独のセラミクスクラウンによってセラミクスの破損は防げることでしょう。
患者さんには審美的にも満足していただけました。
インプラントは欠損補綴に対して有効な治療法であり、無くてはならない治療法でもあります。

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2007年10月31日:抜歯即時義歯→インプラント

上顎のブリッジが全てグラグラしてしまった患者さんです。
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ブリッジは全て保存不可能なため、治療を行う場合は抜歯しかありません。
数ヶ月は現状維持の為予防処置を行っていましたが、ブリッジの動揺が増して行く中で、
カウンセリングを行ううちにインプラント治療を希望されるようになりました。
インプラントを行う為には、先ず抜歯が必要です。
抜歯をしインプラント手術を行い補綴物が入るまでの期間、歯が無い訳には行きません。
日常生活に支障をきたします。そこで抜歯即時インプラント埋入即補綴物のセットと行きたい所です。
がしかし、そこまでの特殊な技術の習得はこれからですので、従来通り、抜歯し、治癒を待ち、インプラント埋入、補綴物の作製という方法で治療させていただくことにしました。
抜歯したその日に最低限でも義歯が入るように、抜歯前に型取りを行っておき、
抜歯即時に義歯をお入れしました。
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抜歯後一週間経過し、義歯の具合も良好です。
患者さんは一時期とはいえ上顎の全ての歯を失う事を大変心配しておられたので、
ほっと一安心しておられます。今後数回に分けてインプラント埋入手術を行う予定です。

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2007年10月27日:壊れたカンチレバーブリッジ

海外でインプラント治療を行った患者さんです。
右下のカンチレバーのブリッジが壊れてしまいました。
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カンチレバーの構造は歯科領域では延長ブリッジとして多用されてきました。
天然歯の場合、歯根吸収、歯槽骨吸収、歯の破折など長期的予後は良く有りません。
インプラントに用いる場合、補綴物の破損に注意を要するようです。
セラミクスブリッジは金属フレームにたわみが生じるため
カンチレバー部位にセラミクスの破損が起こっていました。
アバットメントはスクリューのゆるみも生じており負荷の大きさが伺えました。
スクリューは30Nで絞め直しました。
同様な再治療では再度壊れる可能性もあるので、インプラントを追加埋入
させていただきました。
実は海外でインプラントを行ったとき当該部位にもインプラント埋入したところ
失敗してしまったとのこと。
レントゲン診査やボーンマッピングで埋入可能と判断し行いました。
良好に経過した為、先ずインプラント前に既存のインプラントに補綴した後、
追加埋入インプラントにもセラミクスで補綴しました。
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カンチレバー構造の無理な力が加わる事無く補綴を行ったため、長期的な安定が望めます。
カンチレバーと言えば、フランク・ロイド・ライトのカウフマン邸が有名ですね。
こちらはもちろん壊れないでしょうけれど(写真はwikipediaより)
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2007年10月24日:抜歯窩へのインプラント埋入

右下第2小臼歯が割れてしまった患者さんです。
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割れた歯根を抜歯し、インプラントを埋入しました。
歯根が割れてしばらく経過していた事が予想され歯根周囲の歯槽骨が大きく吸収
していました。
感染もあったため掻爬し創傷治癒促進効果のあるコラプラグというコラーゲン製剤を充填し、骨の治癒を待ちました。
経過観察の後、インプラント手術を行いましたが、期待したほどの骨再生は認められませんでした。
一番直径の太い 5mmのインプラント体でも周囲に1mm強の隙間がありました。
後方のインプラントは通常通りドリリングし埋入しました。
埋入直後(太いインプラント周囲に黒い陰、骨の隙間が有ります)
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埋入後9週経過時点
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抜歯窩に埋入したインプラント体周囲に有った隙間(黒い陰)が消えて、
新生骨で充たされているのがわかります。
PTVは後方のインプラントが −5、抜歯窩埋入インプラントが−4と良好でした。
HAインプラントの骨伝導性によって強固な骨接合を得ることができました。
現在は仮の歯をお入れして噛み合わせをなじませている所です。
経過観察後に最終的な被せ物をおいれします。
プラスティックの仮の歯が入った状態
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2007年10月23日:ハイドロキシアパタイトインプラントを使用する理由

当院では一貫してハイドロキシアパタイコーティングインプラント(HAインプラント)を使用しています。
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インプラントを行う場合、通常穴を開けて入れる訳です。
この際、決まった直径の ドリルで穴を開けるのでそこに同直径のインプラントを入れれば隙間は開きません。しかし、インプラントをする場合、抜歯せざるをえない歯を抜歯し、
そこに埋入する場合もたくさんありますし、抜歯後経過しクレーター状になったり裂け目がある 骨に埋入しなければならない事も有ります。
すなわち、すかすかの所に入れなければならない場合もあるわけです。
イメージ的に、くっつかなそう、抜けちゃいそうだと思いますよね。
実際従来のチタンインプラントでは、その隙間は0.3mmしか許されません。
それ以上の隙間がある場合、GBR法などを用いて骨を作ってあげる必要が有りました。
ところが、HAインプラントは骨とインプラント体の隙間がなんと1.5mmまで許容されるというデータが有ります。(5倍ですね)
ハイドロキシアパタイトは骨伝導を有するため、隙間の骨再生を促す事が可能なのです。
この患者さんは抜歯後即時に4本のインプラントを埋入しました。
抜歯した穴は根元から上に向かってロート状に開いています。上の方は場所によっては1.5mm程度隙間が有るかもしれません。HAインプラントなら特殊な術式は不要で、じっくり骨が出来てくれるのを待つのみです。
抜歯即時埋入直後(特に右端、左端のインプラントに隙間が多く見られます)
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埋入後8週経過時点
(右左両端のインプラントにあった隙間が新生骨で充たされているのがわかります)
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レントゲン上のみならず、ペリオテストでPTVを経時的に測定しながら
客観的に骨との接合オッセオインテグレーションを観察します。
この症例では埋入約8週後にはPTV−2となったため補綴処置可能となりました。
HAインプラントは本当に頼もしいインプラントです。

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