痛い! 外傷による歯の脱落 (1)

豊島区大塚のインプラント・矯正・審美歯科専門の仙田歯科医院、院長仙田です。
不幸にも転倒して歯をぶつけてしまう事があります。外傷の強さや程度によって、歯が欠ける、割れる、脱臼と呼ばれるグラグラの状態になる、骨にめり込む、抜けてしまう、歯槽骨が骨折する等が起こりえます。
今回は歯が抜けてしまった患者様が急遽来院しました。小学生の女の子で、本人は泣いており、お母様はなんとかして欲しい、どうにかして元に戻して欲しいと訴えておられました。
左上中切歯が脱落、右上中切歯は歯牙破折しておりました。
脱落!            レントゲン写真 
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抜けてしまった歯
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歯の根っこの表面には歯根膜と呼ばれる靭帯が存在し、この靭帯が歯槽骨と歯根表面のセメント質とを繋ぐ役割を果たし、圧力を感知したりクッションの役割を担っています。
この歯根膜の生存如何によて脱落した歯を元に戻す再植を行ったときの成功率が左右されます。口腔外での歯根膜の生存率は、乾燥状態で18分放置されても大半の歯根膜が生存可能、30分では半分以上が失活、120分では大半が失活してしまいます。
この歯の状態と言えば抜けてから60分程経過、しかもティッシュペーパーに包まれて乾燥状態であり極めて厳しいものでした。
本人の涙、お母様の悲痛な面持ちをみたら、なぜもっと早く来院しなかったのか?なぜ乾燥させてしまったのか、等という事を言っても仕方有りません。
このままにしたらそれっきりですので成功率は50%を切るかも知れませんが、生理的食塩水に浸漬して再植する方法を即断し行いました。
以降続きます。
Good day & Peace! yuihguthumb-300x225-3733.jpg
院長仙田のペリオ インプラントブログ

投稿日:2010年3月14日  カテゴリー:その他の治療

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