歯根破折→インプラント1

豊島区大塚のインプラント・矯正・審美歯科専門の仙田歯科医院、院長仙田です。
歯が神経を失うと補綴処置を施したとしても歯根破折の危険性は増します。
個々の歯によって神経を取らざるを得なかった原因はいろいろ考えられますが、歯質の切削を伴うので歯質の切削量が増えれば破折の危険性も一般的には増します。噛み合わせや歯の位置や修復、補綴方法など多数の要素に左右される為一概には言えませんが。
今回の患者様は失活歯が歯根破折を起こしておりました。他院において昨年数ヶ月かけて根管治療や補綴処置をおこなったにも関わらず咬んだ時の痛みが治まらなかったとの事で来院なさいました。当院において歯根破折の恐れもある事をと抜歯の可能性も含む事をご説明した上で再根管治療を行いました。その後仮の歯でしばらく様子を見ておりましたが症状は軽減するも完治はしませんでした。患者様も保存不可能な事に納得され抜歯してインプラントする事を希望なさいました。
歯根破折(ひびが確認できます)  埋入時咬合面観
0000002127563_Panorama_20090106045423_02.jpg 0000002127563_Panorama_20090320042101.jpg
初診時レントゲン写真       埋入後レントゲン写真
0000002127563_Panorama_20081022161221_02.jpg 0000002127563Panorama_20090319161724.jpg
抜歯時にはソケットプリザベーション(抜歯窩の温存)を行い数ヶ月間骨の成熟を待ちました。
埋入は角化歯肉が十分にあったこともあり無切開無剥離、フラプレスで行いました。
インプラント体はφ5.0mm長さ11.5mmのHAコーティングインプラントを用いました。バイオインテグレーションを期待し2ヶ月程待ってから補綴処置を行う予定です。
埋入後はほとんど痛みと腫れも無く、左側の顎の下にあるリンパが数日間少し腫れたような感じがあったとおっしゃっておりましたが今は落ち着いております。
根管治療後に鈍痛や咬んだ時の痛みが残る場合や、突然痛んで来た失活歯がある場合、歯根破折が起きている状態かもしれません。残念ながら破折してしまうと保存不可能となってしまいますので、早めに担当医に相談しましょう。
Good day & Peace!
院長仙田のペリオ インプラントブログ

投稿日:2009年3月30日  カテゴリー:症例vol.10, インプラント

ページトップへ