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新着情報:2009年03月06日分

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2009年03月06日:一本の歯を残す努力

豊島区大塚のインプラント・矯正・審美歯科専門の仙田歯科医院、院長仙田です。
患者様の立場としては、どうしてもこの歯を残したい、歯周病などで溶けてしまった骨を元に戻したいと願うのは当然であります。歯周病専門医ですと重度歯周炎の治療など他院から紹介を受ける事もあります。吸収した歯槽骨再生の依頼を受けました。
先ずは歯周組織再生の前に感染根管治療を行いました。術前はもっとパンパンに腫れておりました。
根管治療直後          手術前
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根管治療前           根管治療後
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根管治療によって腫れなどの炎症は消退しました。骨の不透過像も僅かに改善傾向にありました。しかしこれでめでたしめでたしではありません。歯周組織を再生しなければなりません。まだ歯周ポケットは5mm程残存しております。
案の定フラップを開けると歯槽骨は分岐部から遠心根根尖にかけて吸収しておりました。セメント質もおそらく壊死している事が予想されました。そこで歯周組織誘導材料のエムドゲインの登場です。エムドゲインはリゲ○ンの様に飲み物ではありませんし、ドモ○ルンリンクルのような化粧品でもありません。失われた歯周組織の再生材料です。骨欠損と歯根面に塗布する事でセメント質、歯根膜、歯槽骨を再生してくれる唯一の材料です。
エムドゲインゲル(エナメルマトリクスデリバティブ)
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骨欠損内を徹底的に廓清し、壊死セメント質を除去しエムドゲインを塗布します。
骨欠損の廓清          仮縫い
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エッチング後エムドゲイン塗布  縫合と仮の歯装着
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今後歯周組織の再生を臨床所見とレントゲンから経過を観察して行く予定です。
予後不良歯は抜歯してインプラントという潮流が出来上がりつつある様ですが、患者様が臨む事は残せる歯であれば残したいという事に尽きます。
確かにホープレスやプアの予後不良歯を無理矢理残すのはトータルではマイナスとなる事もあります。しかしなんとかなる可能性があり患者様が強く望むのであれば、その一本の歯を残す努力は惜しみません。

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