酸蝕症

豊島区大塚のインプラント・矯正・審美歯科専門の仙田歯科医院、院長仙田です。
健康志向から、ビタミンCを多く含む柑橘類(レモン、グレープフルーツ等)や、ビタミンCなどのサプリメント、また各種飲料物など、酸性の強い飲食物を摂る機会が増えたために、知らないうちに歯表面のエナメル質が溶けてしまう病気が増加しています。それは酸蝕症です。
術前              術後
000000036235_Panorama_20080403045628.jpg 000000036235_Panorama_20081223051734.jpg
下の前歯4本がまるで削ったようにエナメル質が無くなっていました。このままでは知覚過敏が悪化したり神経が出てしまう恐れもあった為、セラミクスで修復させていただきました。
酸蝕症は飲食物中の強酸によりエナメル質が溶ける病気です。天然の柑橘類はPH4以下と強酸を示し、なかでもレモンはもっとも強いPH2を示します。飲料品ではコーラが PH 2.2、黒酢が PH 3、 と強い酸性を示していますが、人の歯は PH 5.5 くらいで溶け始めます。
身体に良いつもりでも歯に悪い影響を与えている場合があります。これら強酸性食品の摂取後30分、すなわちまだ口腔内の唾液が中和していない段階で歯ブラシでゴシゴシ磨くと、エナメル質表面はがやわらかい状態なので簡単に摩耗しやすく酸蝕症になってしまいます。強酸性の食品を摂取した際は、お茶などで中和して30分以上経過してから歯を磨いた方がいいようです。また、糖尿病などがある方は、唾液の流出量が少ないために口腔内が常に乾燥しており常に強酸に浸されることになるので酸蝕症には要注意です。
酸蝕症の予防法
1.まずは、酸蝕症の原因となる強い酸の飲食物を知り、それらの飲食物と上手につき合う方法(上手な食べ方)を知ることです。
2.強い酸性の食物を飲食したらできるだけ早くお茶や水などで中和しましょう。
3.中和した後は30分くらいは歯を強く磨かず、歯磨きは柔らかい歯ブラシで磨きましょう。
4.フッ化物(フッ素ジェルなど)で毎日エナメル質を強化しましょう。
5.定期検診を受け、歯の表面の脱灰・知覚過敏・歯の変色、歯の形の変化など酸蝕症傾向がな
 いかどうかのチェックを受けましょう。
酸蝕症にひとたびなってしまったら上記の事を前提とし、程度に合わせてコンポジットレジンかセラミクスで修復し進行を食い止めましょう。
Good day & Peace!
院長仙田のペリオ インプラントブログ

投稿日:2009年1月5日  カテゴリー:その他の治療

ページトップへ