[2008.12.25] 
最新情報
上顎には出来ないと言われ(2)

新着情報

新着情報:2008年08月19日分

« 300回 | | 矯正治療後のリテーナー »

 

2008年08月19日:抜歯即時埋入+フラップレス埋入 ♯2

豊島区大塚のインプラント・矯正・審美歯科専門の仙田歯科医院、院長仙田です。
右下ブリッジの土台になっている歯が腫れる、痛くて咬めないなどの症状を訴え来院されたIさんです。ブリッジは経年的に土台となっている歯の歯周組織が崩壊して行きます。細菌性の炎症と負担加重から歯槽骨が壊滅的なダメージを受けていました。
消炎処置後、抜歯即時インプラントを計画しました。
抜歯前             抜歯即時埋入後
000000185039_Panorama_20080704033150.jpg 000000185039_Panorama_20080704044357.jpg

手術翌日の消毒時        二次手術時
000000185039_Panorama_20080705064103.jpg 000000185039_Panorama_20080813064204.jpg

プロビジョナルレストレーション装着
000000185039_Panorama_20080813064807.jpg


ブリッジ除去後慎重に抜歯し即時埋入しました。ギャップにはミノサイクリン添加βーTCPを充填し、コラーゲンメンブレンで封鎖し単純縫合し、開放創としました。ポンティック(抜歯した歯の間)部位には通常のフラップレス埋入を行い、計3本のインプラントを埋入しました。
術前消炎処置を行っていましたが、埋入当日腫れが残る状態でしたので、埋入翌日はかえって腫れがひいている状態でした。
4週後に二次手術を行いました。小さな孔をレーザーでパンチアウトしフラップレスで行いました。ほとんど出血がありません。その際第2大臼歯前方に入り込んでいる頬小帯をレーザーでカットし瘢痕治癒による不動粘膜、付着(様)歯肉を作って行きます。
大掛かりに歯肉を切り取って移植するといった患者様への負担が軽減され、当医院で目指す低侵襲治療をインプラント治療におても達成出来ます。
術前レントゲン写真         埋入後レントゲン写真
000000185039_Panorama_20080416180025.jpg 000000185039_Panorama_20080812185234.jpg

歯周病とブリッジの組み合わせは予後不良となる事が多く、抜歯に至る程歯周組織が崩壊することも稀ではありません。安易にブリッジにする事は、残存する歯の寿命をも縮めてしまう事につながりかねません。この症例も歯周治療をしっかり行い欠損部にインプラントを1本埋入し単独で被せる事により周囲の天然歯を助ける事ができ、抜歯せずに済んでいたかもしれません。
ブリッジで歯を削る前に担当医としっかり相談なさって下さい。
Good day & Peace!
院長仙田のペリオ インプラントブログ

コメント(2)

ヘンリー:

 仙ちゃんの臨床で志されていらっしゃることは、私もおおいに賛成です。かつ、ボクらの考え方は、今後の主流になるはずと思っています。歯周専門医ほど、歯周外科処置や、歯の連結、ブリッジ&クロスアーチスプリントに対して再考する時期に来ているように感じます。
 「仙ちゃんえらい!」

仙田:

Henry先生にそんなお言葉をいただいたら
「なんも言えねー」状態にうれしいです。
今後もいろいろ教えて下さい!
ありがとうございます、ちゅうにいちゃん。

コメントを投稿

このブログの投稿者として登録して頂ける方は上記リンクよりアカウントを取得してください。オーナーの承認により、認証などの手続き無しにコメントを投稿することができます。 (いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)