即時負荷インプラント

昨日インプラント手術をさせて頂いた患者さんのMさんです。
左下のブリッジの土台になっている歯が歯根破折を起こしています。
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右下は比較的ロングスパンなブリッジの後方支台歯周囲の歯槽骨がほとんど吸収してしまいました。頻繁に腫れを繰り返し痛みも伴い咬めない状態であるため保存不可能と判断し、右下第二大臼歯は抜歯に至りました。
お仕事の都合上、インプラント可能となるのは5月以降という事で、抜歯待時インプラントとなりました。
患者さんから、左下も咬めないため右下にインプラントが入ったらすぐに仮の歯を入れてほしいという要望がありました。
一番奥の歯のみ抜歯し、ダミー部(第1大臼歯相当部位)は一時的に張り出させて残しておいたので咬むのは右で行っており、手術直前にダミー部を切り離す予定にしました。
埋入後PTV値を客観的に測定し、マイナスを示したら仮の歯をお入れましょうとお約束しました。
歯型を取って理想的な位置に歯を並べて仮の歯を作製してから手術に臨みました。
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結果は2本のインプラント共にPTV−5と良好で、確実な初期固定が得られました。
術前              埋入直後
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お約束通り、その日に仮の歯をお入れ出来ました
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術前レントゲン写真       埋入後レントゲン写真
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通常のチタンインプラントを用いた従来の方法では仮の歯が入るまで数ヶ月待つ必要が有りました。HAインプラント(ハイドロキシアパタイトコーティングインプラント)を用いる事で3〜4週に短縮出来ますが、さらに初期固定がしっかりしていれば即時負荷も可能となります。ただし、2週から3週目くらいの間が骨接合が不安定になる期間なので、なるべく柔らかい物を召し上がって頂く必要が有るので注意を要する所です。
今後は真のオッセオインテグレーションと軟組織の治癒安定を待って補綴処置を行う予定です。左下も歯根破折歯を抜歯し抜歯即時インプラント埋入を行う予定です。
※本日消毒と経過観察に来ていただき、腫れ痛みも僅かで経過良好でした。
Mさん大変お疲れ様でした!

投稿日:2008年5月9日  カテゴリー:症例Vol.5, インプラント

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