侵襲性歯周炎(1)

侵襲性歯周炎(若年性歯周炎)とよばれる病気があります。
若年でありながら急速に歯周炎が進行してしまう怖い病気です。
通常の歯周病治療ではなかなか治りにくい事でも知られています。
特に部位特定的に、前歯や第1大臼歯に限局して起こる場合も有り、限局型侵襲性歯周炎と分類されます。
今回は限局型侵襲性歯周炎と思われる症状を呈していた18歳の患者さんを治療させて頂きました。
前歯と第1大臼歯に著名な歯肉の炎症と骨吸収がありました。
口臭の自覚もあり悩んでおられました。
術前            術後
kr.wa2007001into kr.wa20070020into
通常の治療と同様に、ブラッシングを徹底してがんばっていただき、歯石の除去を行うとともに、テトラサイクリン系の抗生剤を服用して頂きました。
その後、臼歯部においては歯周外科処置を行い、エムドゲインゲルを用いた再生療法を行いました。
歯肉の炎症、不快症状、口臭も消え悩みも解消されwさんには喜んで頂けました。
治療のポイントとしては
1.進行が急速であるため、治療も迅速に行う。
2.抗生剤を併用して化学的に原因細菌をたたく。
といった事があげられます。
若年者は治る時の反応も早いので目に見えて回復する事も有ります。
但し、治療の甲斐もなく一気に侵襲が進行し抜歯に至るケースもありますので早期発見、早期治療が重要です。

投稿日:2008年5月13日  カテゴリー:歯周病治療

ページトップへ