インプラントのフラップレス埋入

先日の土曜日に上顎臼歯に3本のインプラント手術をさせていただきました。
Yさんは幾度もインプラント手術を経験されており、お口の中で複数のインプラントが機能しております。
今回当医院でインプラント手術を行いましたが、初めての事が有ったそうです。
今回の手術は、インプラント埋入手術時に切開・剥離を伴わないフラップレス手術を行いました。約45分程の手術時間でした。
歯肉を切開せずに手術を受けたのが初めての経験だったそうです。
歯肉を切る・剥がす・縫うという事を行わないため、腫れ、痛みという患者さんの苦痛が最小限に抑えられるメリットがあります。
術前レントゲン診査     埋入直後
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ステントを用いたレントゲン診査と咬合診査
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上顎洞は中隔と呼ばれる隔壁によっていくつかの部屋に分けられている事があります。
Yさんの上顎洞も丁度真ん中のインプラントの所に柱がたっているように中隔があります。
この箇所は上顎洞底の挙上は難しいので、短い8mmのインプラントを埋入しました。
手前の第2小臼歯相当部のインプラントは、骨が柔らかかったのでオステオトームでコンデンスし10mmのインプラントを埋入しました。
一番奥のインプラントは骨の高さが約5mmしかなかったためソケットリフトを行いました。
骨補填材(β-TCP)を填入し約5mm挙上して10mmのインプラントを埋入しました。
インプラントの安定と止血もかね径の太いヒーリングキャップ用いたため、術後ほとんど出血がありませんでした。中央のインプラントのヒーリングキャプのゆるみが確認されたので、レントゲン撮影後に再度絞め直しました。
当院ではなるべく患者さんに負担がかからない処置をめざしておりますので、インプラント処置時に可能な症例ではフラップレス埋入を行っております。
約2ヶ月後には被せ物が入り、左側でも快適にお食事して頂けると思いますので楽しみに待っていて下さい、Yさん!

投稿日:2008年3月3日  カテゴリー:インプラント, 症例vol.4

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