インプラントの再埋入(1)

インプラント埋入後、骨接合がうまく行かない場合、再度埋入させて頂く事が極まれにあります。
その際の手術費用は最初の埋入時の費用に含まれる為発生しません。
オッセオインテグレーション(骨接合)に失敗する原因は、
1、骨火傷と呼ばれ、埋入時に骨がダメージを受け脱落する
2、手術時や術後のインプラントへの感染
3、早期に力が加わる事により骨接合が達成されなかった
などが考えられます。
今回の患者さんは2本埋入したうちの一本がうまく骨接合しませんでした。
手前のインプラントを再埋入しました。
初回埋入時          再埋入時
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その原因は、残根の抜歯後即時に埋入した事による感染、埋入時の骨火傷、
または埋入後インプラント上に今までお使いだった部分入れ歯を(当たらないようにくりぬきましたが)入れていただいていた負荷による微小動揺が原因で骨接合獲得に失敗した等が考えられます。
骨接合の失敗は早期にわかりますので、速やかに撤去後、治癒を待って再埋入させていただきます。
神経をさけつつ、同直径で初回よりも長いインプラントを埋入させていただきました。
オトガイ神経ぎりぎりあと2ミリ弱の所まで深く埋入出来ました。
今回は左側に噛み合わせが出来たため、念のため義歯は入れないようにしていただきました。
手術は30分程で終わりました。
手術のための時間を取られる事や多少なりとも苦痛を伴うため、
患者さんにはご迷惑をおかけしますが数%の割合で起こりうる事です。
そういった際にも責任を持って対処させていただきますのでご心配なく。

投稿日:2008年1月24日  カテゴリー:症例vol.3, インプラント

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