浅いインプラント?

先日、他医院でインプラント治療をされた患者さんが来院されました。
全部で6本のインプラントが入っていました。
2〜3年前に治療されたとのことですが、なぜか全て抜けそうでした。
インプラント周囲の骨も生理的に年間0.1mm程吸収すると言われていますので、
0.2〜0.3mmの吸収で有れば生理的と言えるのでしょうが、6〜7mmの吸収が起きていました。
抜けそうなインプラントもありました。
患者さんに現状をお話しし、僅か数年でこうなった事に心当たりは無いかお尋ねしました。
意外にも、「最初からこうだったよ」、というお答えが。
つまり、骨が吸収した訳ではなく、なぜか少ししか入れていなかった訳です。
「浅く入れたって言ってたよ」と。浅いインプラントって、、、。
患者さんに、適切なインプラントの埋入した状態をお話しし、義歯を含め様々な治療法をご説明し、選択していただいた所、再度インプラント治療を希望されました。
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第1小臼歯第2小臼歯はグラグラで自然脱落寸前だったので抜歯し、第1小臼歯部に1本インプラントを埋入しました。第2小臼歯部は神経がヘアピン状にループを描いて開口しているので埋入不可能です。☆印の部分も神経があるのでさけなければならない所で、限られた所に埋入せざるをえませんでした。限られたスペースに12mmのインプラントを埋入する事が出来ました。後方のインプラントは、なぜか数ミリしか埋入深度が無いので予後は?です。
今後はこのインプラントを撤去し、可及的に適切な埋入深度で長いインプラントを埋入させて頂く予定です。

投稿日:2007年12月25日  カテゴリー:インプラント, 症例vol.3

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