ポーセレン・マージン ♯2

歯頚部の黒ずみを気にして来院される方が結構いらっしゃいます。
右上側切歯歯頚部の黒ずみと歯冠形態の長さが気になり再製を希望されました。
神経を失った歯で金属の心棒が強固に入っていました。
術前              術後
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対処法としてはオールセラミクスクラウンかポーセレンマージンのセラミクスクラウンが有効です。
何度か述べさせていただきましたが、土台となる歯の状態や、相対する噛み合わせの歯によって用いる材料は左右されます。
天然歯やファイバーコアであればオールセラミクスクラウンが最適ですが、金属のコアの場合必ずしもその必要は有りません。
ポーセレンマージンの方が、金属色の不透過性のあるセラミクスやジルコニアのコアを用いたオールセラミクスクラウンより適合性や審美性に優れる事も有ります。
私はメタルコアであればポーセレンマージンのセラミクスクラウンを第1選択にしています。
補綴物のマージンが歯肉縁下の深い位置に設定されている場合も同様です。
仮の歯を用いて歯の形を修正し、歯頚部も黒く見えないように調整しました。
仮の歯で歯肉の成熟を待つ    セラミクスクラウン装着時
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左の銀色に見えるのが通常のセラミクスクラウンの内面です。右の金色に見えるのがポーセレンマージン仕上げのクラウンです。頰側は全てセラミクスで出来ています。ポーセレンマージンが入っても歯肉は非常に奇麗な状態です。
ポーセレンマージンに用いる裏打ちの金属は貴金属を用い、薄くする事も出来、適合性も良好です。
さらに精度の高いマージンポーセレンを使うため、シャドウも出来にくく歯肉とマッチします。
次回は右側中切歯の金色の金属が露出した歯頚部も気になるため再製させていただく予定です。

投稿日:2007年12月7日  カテゴリー:審美歯科治療

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