インセラム

右上前歯の被せ物が心棒ごと折れてしまった患者さんです。
前歯がグラグラしてしまいました。
不幸中の幸いは、金属の心棒が外れた事と歯根の割れた位置が浅く歯根が保存可能な事です。
ファイバーポストコアを立てて、仮の歯で歯肉の成熟を待ちました。
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そして先日、インセラムというオールセラミクスクラウンが入りました。
その両隣は従来の陶材焼き付け鋳造冠(金属の裏打ちのあるセラミクスクラウン)です。
オールセラミクスが入ってみると患者さんも大変気に入っていただき、
両隣も金属の見えないインセラムに替えてほしいとの事でした。
術前               術後
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頰側の歯根が割れたため、歯肉の深い位置に被せ物のマージンが位置します。
後々歯肉退縮が起こらないように補綴物のエマージェンスプロファイルに気をつけました。
審美歯科の行田先生の提唱されたSシェイププロファイルの概念で製作していただきました。
行田先生には今思うともったいないようですが学生時代実習で教えていただきました。
当時覚えている事は、研磨があまかったようで、「もうちょっとしっかり研磨しようよ」と指導していただいたことです(もっと何かないものか?)。
悲しいかな当時で思い出せる事はその程度で、卒業してからは数々の講演などではありがたいありがたいと拝聴している次第です。
技工士さんの製作した芸術的なインセラムです。
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投稿日:2007年11月5日  カテゴリー:審美歯科治療

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