ハイドロキシアパタイトインプラントを使用する理由

当院では一貫してハイドロキシアパタイコーティングインプラント(HAインプラント)を使用しています。
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インプラントを行う場合、通常穴を開けて入れる訳です。
この際、決まった直径の ドリルで穴を開けるのでそこに同直径のインプラントを入れれば隙間は開きません。しかし、インプラントをする場合、抜歯せざるをえない歯を抜歯し、
そこに埋入する場合もたくさんありますし、抜歯後経過しクレーター状になったり裂け目がある 骨に埋入しなければならない事も有ります。
すなわち、すかすかの所に入れなければならない場合もあるわけです。
イメージ的に、くっつかなそう、抜けちゃいそうだと思いますよね。
実際従来のチタンインプラントでは、その隙間は0.3mmしか許されません。
それ以上の隙間がある場合、GBR法などを用いて骨を作ってあげる必要が有りました。
ところが、HAインプラントは骨とインプラント体の隙間がなんと1.5mmまで許容されるというデータが有ります。(5倍ですね)
ハイドロキシアパタイトは骨伝導を有するため、隙間の骨再生を促す事が可能なのです。
この患者さんは抜歯後即時に4本のインプラントを埋入しました。
抜歯した穴は根元から上に向かってロート状に開いています。上の方は場所によっては1.5mm程度隙間が有るかもしれません。HAインプラントなら特殊な術式は不要で、じっくり骨が出来てくれるのを待つのみです。
抜歯即時埋入直後(特に右端、左端のインプラントに隙間が多く見られます)
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埋入後8週経過時点
(右左両端のインプラントにあった隙間が新生骨で充たされているのがわかります)
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レントゲン上のみならず、ペリオテストでPTVを経時的に測定しながら
客観的に骨との接合オッセオインテグレーションを観察します。
この症例では埋入約8週後にはPTV−2となったため補綴処置可能となりました。
HAインプラントは本当に頼もしいインプラントです。

投稿日:2007年10月23日  カテゴリー:インプラント, 症例vol.2

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