インプラントと磁性アタッチメント

欠損部にインプラントをした場合、通常はブッリッジのような被せものが入ります。
欠損部の範囲が広ければ広いほど通常インプラントの本数は増えます。
多数のインプラント上にブリッジや取り外し式の入れ歯を入れる事も有ります。
インプラント手術に対して恐怖心を持っている方は、
いきなり何本ものインプラント手術を行う事に抵抗感が有ります。
また費用的にもそれだけ負担が大きくなります。
1329shi.jpg
そこで先ず最小限のインプラント数を埋入してそのインプラントと磁性アタッチメント
(マグネット)を組み合わせて安定感のある部分いればを入れる方法も有ります。
この方法は発展性があり、後からインプラントを追加埋入して行き、
徐々にブリッジタイプにして行く事も可能です。
部分入れ歯が入っていましたが徐々に緩くなり安定が悪くなるため数年おきに
作り直していたそうです。
義歯がゆるくなるのは、義歯を入れている事によって義歯の乗っている歯肉の
下の骨が年間1mm程度溶けてしまうからです。
そこでインプラントを義歯の下に埋入しマグネットキーパーをネジどめし、
もう一カ所天然歯にもマグネットキーパーをつけました。
この2カ所のマグネットで義歯を安定させ、なおかつ義歯を小さくする事が
可能となりました。
2329shi.jpg3329shi.jpg
利点は、
1.マグネットキーパーは取り外し可能なので、頭部のMRI撮影が必要となった際にも
 外して撮影ができ、画像の乱れを起こさずに済みます。
2.クラスプと呼ばれるバネを残っている歯にかける必要がなく他に残っている歯に
 負担をかけません。
3.義歯の下の骨吸収を最小限に抑える事が出来ます。
4.義歯を小さく出来るため使用感が良くなり、異物感も減ります。
入れ歯が安定せず困っている方、インプラントは興味が有るけど怖いなーと思っている方、まず1〜2本のインプラントとマグネットから始める方法も有ります。

投稿日:2007年10月20日  カテゴリー:インプラント, 症例vol.1

ページトップへ