ロングスパンブリッジは?

ロングスパンブリッジが入っていた患者さんです。
ロングスパンブリッジとは長いブリッジをさします。
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ついこの間構造欠陥によりミネソタで橋が落ちる悲しい事故が起こりましたが、
こういったブリッジが入ってると、口腔内でも深刻な事態が起こります。
橋桁にあたる歯や歯槽骨にダメージが加わり、だめになってしまいます。
ブリッジが壊れることもありあますがもっと怖いのは、
歯根破折を起こしたり、歯周組織の吸収が起こり
取り返しがつかない状態になることです。
この患者さんの場合、右下最後臼歯周囲の歯槽骨が全て溶けてしまいました。
グラグラして噛めず、膿みがいつも出続ける状態でした。
一番奥の歯を抜歯しました。周囲の歯槽骨は壊滅的な状態で、
インプラントは不可能でした。ブリッジがかかっていた部分の歯槽骨は温存
されていたため、その部位に2本のインプラントを埋入しました。
オッセオインテグレーションを待ち、6週後にはセラミクスクラウンが入りました。
審美的機能的にMさんの満足を得られました。
左も同様な状態だったので、今後インプラント予定です。
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よくあるケースは、大臼歯を2本失ってしまい一番奥の親知らずとつないだ
長いブリッジがあります。親知らずだけでなく、手前のブリッジをかけた歯も
やられてしまう恐れがあります。
自覚症状の無いまま深刻な歯周組織の崩壊が起こっている事があるので、
定期検診の際にはレントゲンでチェックしてもらいましょう。

投稿日:2007年10月13日  カテゴリー:インプラント, 症例vol.1

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